第21回
まずは“きっかけ”から

一週間後の合コンを目標に
歯ブラシをする時、カカトの上げ下げを
10回行う。
(フクラハギから足首のラインをきれいに!)
男性なら取り急ぎ、
腕立て伏せを10回3セットやってみる。
(胸と腕をたくましく)

一ヶ月先の結婚式で
3年前に買ったドレス、
あるいはタキシードを着こなす為に、
腕の筋肉をまんべんなくストレッチをする、
あるいは駅までの歩く距離をいつもより
少し早歩きにしてみる。

などなど探せばもっとあるでしょう。
これらすべてが以前にご紹介した
有酸素運動に属するものではありませんが、
このような事でも取り掛かってみると
わずかな変化を感じて、
それが積極的な運動へとつながる可能性は
大!

運動を行う時によく耳にするのが、
「運動は(特に有酸素運動)30分以上、
週3回を3ヶ月続けましょう」
というコメント。
のっけからこう言われてしまうと、
せっかくのやる気も、
どこか遠い旅に出てしまいそうです。

1日5分でも、
まったくやらないよりは断然に良いですし、
それが週1回でも、三ヶ月後には
12回分こなしたことになります。
最初から「できない」で終わってしまえば
ずーっと0のままになってしまうので、
まずはこんな考え方からスタートしてみませんか?

何事も取り組む時の“動機”は大切です。
運動は「健康でありたい」
という気持ちと同時に
「人からこう見られたい」という
大切な欲望をも満足させてくれるものです。
それは性別・年齢関係なく
いつの時でもテーマであるように
私は思うのです。


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