第22回
“効果は3ヶ月後”の根拠

「今やりはじめたところで
具体的な効果が3ヶ月後だなんて、
なんだかやる気をなくしてしまうなぁ」
と感じる方は少なくないはずです。

なぜ三ヶ月もかかるのでしょうね。
体脂肪率や血圧、コレステロール値、血糖値etc…。
健康診断等で良く耳にするとは思うのですが、
これらの数値が、私たちの健康度の目安になるわけです。
そしてこれらは細胞の代謝、
つまり新しいものと古いものが
生まれ変わることによって変化するのですが、
それにはおよそ、3ヶ月という時間が費やされるのです。
(ちなみに骨は半年から1年かかります)
筋力や柔軟性も運動を続けることにより、
同じくらいの期間で変化の兆しが見えてきます。
こう聞くと結構、納得してきますな。

すぐに体感できる精神的な効果。
三ヶ月後に期待するからだの変化。
この両方がバランスよくミックスされると
もう言う事無し!ですね。

最後に、“どのくらい続けるか”。
これはもう、永遠なのでしょうねぇ。
「目標達成したぁ〜!」で終わってしまったら、
たちまち元に逆もどり。
いえいえ、むしろそれ以下になる可能性だってありますぞ。
だって年齢は否応無しに時をきざんでいるのですから。
今日のからだは今日だけのもの。
明日になればまた違う自分なのです。
「やらねばならない」だと永続きしません。
「好き」であること、「楽しめる」こと。
そして「今」を大切にする気持ち。これでしょうか。


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