第85回
冬休みの乗り切り方 胃の疲れ解消編

年越しソバから始まって、
お餅、お雑煮、お節料理。
おまけにお酒も加わって
私たちの胃腸は大変忙しい時期を迎えます。
そんなからだをいたわって、胃の疲れを解消!
引き続きお布団の中でもできる体操ですので
胃が疲れる前に返り討ち!してしまいましょう。
できれば朝と晩の二回どうぞ。

まずはご存知、腹式呼吸。
朝、目覚めたらそのまま両ヒザを立てて
オヘソの位置に両手をあてます。
鼻から息を吸いながら、
なるべくオヘソをグーッと前に押し出すようなイメージで
横隔膜を押し下げます。
次に、口から息を吐きながら
オヘソを背骨に近づけるような感覚で
お腹を引っ込めます。
5〜10回行ってみましょう。

次に同じ体勢のまま両腕は楽に頭の後ろで組みます。
両ヒザを立てた状態から(息を吸って)
ゆっくりと息を吐きながら立てひざを
“左方向”へ倒して3〜4秒キープしてから
ストン!と脱力。最初の位置に戻します。
それを5〜10回行いましょう。

私たちには自律神経という
様々な内臓に働きかける神経があります。
これはさらに、交感神経と副交感神経とにわかれます。
胃の働きは、
副交感神経が優位となった時に活発化してくる、
つまり、心とからだがゆったりとしている時ですね。
飲みすぎ・食べ過ぎが気になってきたら
その日のお風呂は少しぬるめがおすすめです。
ゆっくりと浸かる事でリラックスして、
交感神経を鎮め、副交感神経を高めましょう。
胃がスッキリしてきてリカバリーが早まります。
最後に、
お酒を飲んだ日の夜は、水分を多めに摂って
目覚めの良い朝となります様に・・・。

最後になりましたが、
これまで読んでくださりありがとうございました。
2002年は今日で終わりますが
コラムはまた明日も同様、続きます。
来年もどうぞよろしくお願い申上げます。
そして、良いお年をお迎えください!


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