第135回
ほど好い疲れ

不安、イライラ、眠れない。
精神的な疲労症状もいろいろあります。
こんな状態の時はあえてからだを動かして、
ほどよい疲労感をからだに与えると
精神的な疲れが身体的な疲れに転換されて、
気分がスッキリしてきます。

スポーツの技術を向上させる必要がある人は
筋肉をからだにつける事が求められます。
その為にトレーニングでからだを鍛えて、
筋肉を肥大させていきます。
毎日続けると回復する暇がなくて、
疲労困憊状態になってしまうので
トレーニング後に必ず休息日を取り、
回復する時間を過ごし
からだがもとの状態にもどってくるのを待ちます。
そしてまた再びトレーニング、
という流れを繰り返していくのです、
疲労が過労にならないように・・・。

“運動は疲れる”というイメージが先行しがちです。
けれど、物事に強弱があるように
良いリラックスを得るためには、
この“ほど良い疲労感”を得ることが欠かせません。
からだには何かと無駄な力が入りがちで、
それが筋を硬くしたり、背骨を縮こめたりする原因になっています。
けれど、ストレッチなどの軽い運動を
少しだけ生活に取り込むことで
からだと向き合い、会話をし、
バランスを調えていく事で気持ちがスッキリしてきます。
そうなってくると、免疫力や、自然治癒力、
疲労回復能力も冴えてきて、
本来私たちが持つ“力”がフルに回転し始めます。

「自己流のストレッチじゃ、ちょっと心配」
という方は一度教室の無料体験にいらしてみてください。
きっと新しい発見がありますよ!

明日はリラックスについて。
動きを最大限に効かせる為には
筋肉のリラックスが欠かせません。


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