第136回
リラックスと若さの関係

人それぞれリラックス方法はさまざまです。
音楽、お香、アロマテラピー、半身浴・・・
逆に「動き回って心地の良い疲労感に包まれるといい」
という人もいます。

私の場合、いつも教室でも言っていることですが、
「とにかく耳と肩の間を広げる」こと。
何かに集中したり、思考がガチガチになっていたりする時は、
決まって呼吸が浅く、肩にも力が入っています。
ハッ!と気付くと、
首が胴体にめり込んでいるような気さえします。
そんな時はグーッと肩を下げて、
できるだけ首を長〜く保つようにします。

私たちのからだにある筋肉は
伸筋と屈筋があります。
あお向けになった時、床に面している方が伸筋で、
天井に向いている方が屈筋とイメージすると
わかりやすいでしょう。

伸筋は言葉どおりからだをグーッと伸ばす働きで、
つまりがちな関節や筋肉を引っ張って
姿勢をまっすぐ保つ働きがあります。
この伸筋と屈筋。
理想は5対5で吊り合っていることですが、
なぜか年齢とともに、
伸筋の方にだけ衰えがやってきます。
“背中が丸まる”“お尻がたれてくる”
これらの現象はすべて背面部、
つまり伸筋が弱ってくることが原因ですね。

伸ばす力が弱まってくると、
筋肉は慢性の緊張状態から脱せなくなります。
つまりリラックスしづらいからだになるということ。
リラックスの効果はからだの内側を浄化、疲労の回復、
そして、新たな活力を貯えるパワーを与えてくれます。
けれどからだがそれを充分に受け入れられる状態にないと、
“心身ともに”というわけにはいかなくなってきます。
ぜひこの“伸筋”に注目して、
いつまでも心とからだ両面が
フッとリラックス状態の得られるからだで
ありたいものですね。
明日はこの伸筋をどうすれば鍛えられるのか。
間違った方法では難しいようです。


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