目標は「中金」持ち!

第111回
サラリーマンが中金持ちに近づく道は収入の多角化

大した財産はなくとも、
収入さえあれば「中金持ち」の仲間入りができるという意味では、
《芸能人や小説家も、すぐ近くに位置していることになる。

たった一曲のヒット曲を出しただけで、
咋今の人気シンガーは高額所得者にランクされるようになる。
その収入を継続維持できれば
「中金持ち」であることに変わりはないのだから、
次の年も、そのまた次の年もヒツトを続ければよい。

死ぬまで収入を維持することができたら、
死ぬまで何不自由ない生活ができるのだから、
貯蓄など大してなくても少しもさしつかえないのである。
その点では、サラリーマンも同じである。

もしサラリーマンに定年がなく、
死ぬまで年功序列給で昇給を続けて行くことができたら、
高給取りはいずれ生きている限り
「中金持ち」であろう。
しかし、オーナー経営者だって年をとれば
第一線から退くのだから、
サラリーマン重役がいつまでも
いまの職にかじりついておられるわけがない。
とすれば、サラリーだけをいつまでも頼りにしていることは
間違いだし、比較的早い時点に、
やがてそれがなくなってしまうことを勘定に入れて
対策をとっておく必要がある。
その場合、サラリーだけで「中金持ち」の位置に登りつめる
ずっと前の段階で、収入の多角化をはかり、
多角的な収入で「中金持ち」の仲間入りをするのが
賢明な方法であろう。

現実の問題として、サラリーが
月に百五十万円もらえるようなサラリーマンはいくらもいない。
百万円なくとも八十万円ならもっと可能性が大だし、
五十万円なら更に可能性は大きくなるだろう。

年に十二か月分もらうとすれば、年収は九百万円になる。
この中から二百万円くらいは税金に持って行かれるとすれば、
あと五百万円の収入を得る方法を考えればよい。
その程度の収入のある奥さんを一人持って、
夫婦共稼ぎでやれば、問題はいっぺんで片づいてしまう。





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2014年7月28日(月)

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