“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第87回
札幌の繁華街へ

羽田から千歳までは
日航のクラスJを始めて利用したが、
座席がいくらか広くて足置きもついていて楽だった。
千歳空港からはJRの快速で一路、札幌駅まで。
指定券をとろうとしたら、すでに窓際が満席。
自由席に行ったら、まだ結構すいていて正解だった。

札幌駅直結のJRタワーホテル日航札幌に寄宿。
こちらは、まだできたてのホテルで
建物もサービスも新鮮で気持ちいい。
30階の部屋だったが、
インターネットで申し込んだところ
二人で1泊23800円で、結構お得な値段。
アメニティもしっかりしている。
なんといっても札幌を見下ろす景色が素晴しい。

札幌駅の近くにも有名ラーメン屋を集めた、
「ラーメン共和国」が昨年できた。
旭川らうめん「青葉」、
札幌の麺屋「風」、
根室の「しげちゃんラーメン」、
札幌の「らーめん山桜桃(ゆすら)」、
帯広の「らーめんみすゞ」、
函館の「あじさい」、
釧路の「河むら」、
函館の「らーめん家本舗ずん・どう」
と8店舗が入っている。
最近、ラーメン屋を集合させて
集客をはかるところが増えているが、
札幌駅だけではなく、帰りの千歳空港にもできていた。

シンポジウムのパネラーの仕事が無事に終わって、
いよいよ、繁華街にある「開」に向かう。
以前あった場所からは2ブロックくらいの場所に
店は移動していたが、広さも2倍くらいになっていた。
従業員数も元の2倍はいる。
これは、「開」も拡大路線を進んでしまったかと、
これから提供される料理が心配になったが、
それは杞憂であった。

カウンター席について、
まずは生ビールを小さいグラスでいただく。
ここでは、牡蠣をどの調理でいただくかという骨格を決めて、
あとは、その他のメニューで埋める
という構成で選択するのがいい。

牡蠣は、生牡蠣、焼き牡蠣、
牡蠣とアイヌ葱の玉子とじ、牡蠣グラタンと注文して、
さらに、刺身、厚岸湾の浅利酒蒸、
ぼりぼり、落葉、アイヌ葱の酢味噌和えを食べ進んだ。
酒はもちろん燗酒。
最後に牡蠣ご飯と牡蠣蕎麦で〆た。


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