“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第412回
野菜は自分で作れば旨いはず

昨年は雑草まみれになって失敗に終わった
野菜の栽培に再び挑戦することになった。
昨年は種蒔をしてからの雑草取りが不十分であって、
雑草だらけになってしまった。
野菜も育たずに失敗。

今年は、野菜を作ろうというよりは、
別な観点で野菜作りをすることとなった。
というのは、雑草の予防である。
ジャガイモなどを今の時季から育て始めれば、
その葉が地面をいくらか覆って雑草の生育を遅らせることになる。
自家栽培蕎麦畑に使用している栃木県芳賀町に
十名弱のメンバが朝9時に集合して、
野菜栽培をスタートさせた。

まずはジャガイモ。
今回は初めてなので、入手しやすいものとして、
メークインとキタアカリの2種類を準備。
畝を鍬で起こし、そこに包丁で2分割した
種芋を切り口が下になるようにし、
50センチメータくらいの感覚で置いていく。
その間に化成肥料を入れる。
そして土を足でかけてできあがり。
ダンボール二箱のジャガイモで
1反ほどの畑の3分の1程度を使用した。
残りを何にするかメンバと話し合った結果、枝豆と大根に決定。
とにかく、お盆の頃の蕎麦の種蒔よりも前に
収穫できることが必須となる。

大根は小さい種を5〜6粒づつ畝に
30センチメータくらいの間隔をあけて撒く。
枝豆は二粒づつを30〜50センチメータの間隔で撒いた。
こちらは無肥料。
1反の畑の全てに、
ジャガイモ、大根、枝豆の畝が完成したのが昼前くらいだった。
収穫が楽しみだが、定期的な雑草取りを
どのようなスケジュール管理で行うかなどのシステム作りが課題だ。

そうしていると、
隣の畑の農家の人が収穫したての形の悪い大根を
大量にくれるという。
喜んでいただいて、温泉に移動。
芳賀町の町営の元気アップ村という施設に行って、
のんびりと露天風呂に使って農作業の疲れをとり、
併設の自然食レストランで饂飩をいただいた。
車で行っているのでビールを飲めないのが残念だ。
饂飩はまあまあの味。

その後、元気アップ村の野菜の直売場で
生産者の名前が書いてある野菜を購入した。
巨大な椎茸、独活、ナメコ、自然薯、ホウレンソウと購入。
これだけ買っても千円ちょっとと安い。
将来の美味しい思いを楽しみに、
豊かな自然のなかで汗をかくのも、なかなかいいものだ。


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2006年3月28日(火)

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