“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第426回
花見の美食

今年は残念ながら、
恒例の洗足池で行っている花見が中止となってしまった。
こちらは、美味しいものを食べるための
情報交換をしているメイリングリストの会の仲間の集まりで、
そのメンバになっている
池袋「坐唯杏」の武内さんの手作りの料理や、
各自が持ち寄る美味しい逸品、それに旨い日本酒が並ぶ。
また、私的に少数の仲間を集めて行う夜桜の会も
今年はスケジュールがとれなくて中止をした。
ということで、今年は例年よりも花見の回数は減ったが、
大学の研究室での花見が一度。
それに、宇都宮の八幡山公園で
昔の職場の仲間との花見を同じ日に昼と夜とで二回行った。

大学の研究室での花見は、
東大宮のキャンパスも桜が綺麗なのだが、
残念ながら火を使うことが禁止になっている。
それで、キャンパスのすぐ近くの公園で毎年花見をしている。
このときは、研究室に新配属の学生が
最初の仕事として企画から買出し、設営、調理などの運営を行う。
今年は肉や野菜などを近所で買ってきて、炭焼きを行った。
ところが、当日は寒風が吹き荒れる日に重なって、
寒い思いをしながらの花見となってしまった。
奥播磨、初駒の燗がとても温かく、美味しく感じられた。

宇都宮の八幡山公園は、
大学へ移る前は毎年数回花見を行っていた。
宇都宮で有数の桜が綺麗なところとして知られている。
こちらは、昼と夜と違うグループの花見が同じ日に重なり、
効率よく一日中桜を愉しめた。

今年、もう一度だけ花見をした。
それは、、桜が窓から眺められる料理屋での食事。
以前は愛宕山で中華料理や、和食を食べながら
花見をしたことはある。
今回はイタリアンを選択。
目黒川沿いにあるバッチョーネを予約しようとしたら、
月曜は定休日でランチはやっていないという。
そこで、その近くのラ・ルーナ・ロッサに変更した。
これは正解で、窓から見る桜は綺麗で、
料理も繊細で美味しかった。
特に桜鯛のマンジャペッシェが秀逸。
結果として、今年も桜は十分愉しむことができた。


←前回記事へ

2006年4月17日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ