“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第444回
箱根を満喫

「山のホテル」のチェックイン時刻は15:00と案内があったが、
霧で時間のつぶしようもなく14:00前にホテルに到着。
しかし、部屋はすでに準備されているということで、
チェックインをしてほっとする。
ホテルの売店にまずいって、酒を見てみると
静岡の「高砂」純米吟醸がなんと4420円と高級ホテル値段。
山田錦を55%まで磨いたものなので、
たぶん市価は1500円前後であろう。
これは馬鹿らしいので、ホテルの外に車で酒を買いに行く。

芦ノ湖の脇をプリンスホテルのほうに抜けて、
さらに仙石原を目指す。
仙石原から御殿場へ曲がる手前あたりに
商店街がいくらかあったような記憶があった。
湖尻を過ぎて仙石原の少し手前で妻が酒屋を発見。
早速寄って品揃えを見てみる。
地酒は八海山など苦手銘柄ばかり。
しかし、価格は適正ではあった。
しかたがないので、月桂冠と澤の鶴の
純米吟醸の300ml小瓶をとりあえず購入しておく。
そして、別の酒屋がないかさらに車を進めた。

仙石原を通って、御殿場へ曲がる手前にやはり酒屋があった。
こちらは、丹沢山の純米酒を置いてあったので、それを購入。
さらに、風呂上り用に、スプマンテも買った。
ホテルに戻り、夕食までは時間があったので、
風呂でのんびりすることにした。
部屋にも風呂はついているが、男女別の大浴場があるという。
こちらは温泉ではないようだが、露天のジャグジーもあって、
しかも、すいていてゆっくりと湯につかることができた。

湯上りに、部屋から雨と霧にむせる芦ノ湖を眺めながら
ゆっくり飲むスプマンテはとても旨かった。
そして、翌日の昼食にと、
オーベルジュ・オーミラドーに
駄目もとで予約の電話をしてみたら、
遅い時間でよければ、席があいているというので、お願いをする。
そして、夕食の時間になる。


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2006年5月11日(木)

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