“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第447回
オーミラドーのランチ

ランチは、3500円のコースが前菜とメインに魚か肉を選択、
6500円のコースだとメインが魚と肉と両方提供される。
さらに、シェフのおまかせコース9500円というのもある。
今回は6500円のコースを注文した。

まずは、アミューズ。
小魚、チーズなど。
食欲がもどってくる。
前菜はカリフラワーのババロアと小エビ。
カリフラワーの甘みがなかなか引き立っている。
小エビも旨い。

魚料理は、キンメダイをパリパリに焼いたもの。
皮がなかなか美味だったが、ちょっと火を通しすぎか、
魚の旨みがやや抜けている。

最後の肉料理は、牛肉ステーキに
ゴルゴンゾーラと茸を和えたソースがかかっているもの。
こちらは、適度な焼き加減で、肉汁がたっぷりとあふれ出し、
旨みを広げてくれる。
赤ワインが欲しいところだが、今回は水で我慢する。
そのうち、ホンダの保養所に宿泊して、
ワインを飲みにこようと誓う。

デザートは、リンゴづくし。
リンゴのタルトに、乾燥リンゴ。
それにリンゴのアイスクリームが添えてある。
こちらも、本来はデザートワインとあわせたいもの。
適度な甘みであって、
これまで食べてきた魚と肉で膨れた胃が落ち着く。
食後のエスプレッソもとても深いいい味わいのものだった。

妻も母も料理とあわせて、
過剰すぎない適度な気配りのサービスにすっかり満足していた。
従業員の数はとても多いが、
従業員教育はとてもいきわたっているようだ。
デザートを食べているときに、
レセプションの女性がテーブルに来て、
車の鍵を預かりたいという。
正面玄関の場所があいたので、車を回してくれるとのことで、
お願いする。

料理の印象はオープン当時の鮮烈さはないが、
適度に美味しく、箱根の自然環境が満喫できる雰囲気と、
さりげないサービスがあわさり、十分満足できた。
次回はぜひワインを合わせてみたい。


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2006年5月16日(火)

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