“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第464回
美味しい旅

以前から、
大阪のバードランドとも呼ばれている「あやむ屋」には、
一度は行ってみたいと思っていた。
大阪には結構頻繁に用事があって、出張する機会が多かったが、
不思議と「あやむ屋」を訪問するチャンスが訪れなかった。
今回の出張は、三重県津と京都。
これは、美味しい旅の計画を練るのに絶好だ。
ということで、往路、復路でできる最大の美食コースを企画した。

メインとしたのは、徳島のヒミツの割烹。
ここには、1年以上行っていない。
そして、往路は津への中継点の名古屋で下車して、
「京加茂」を訪問することにまず決めた。
津から京都へ出て、
その日の晩は再度「乃し」の座敷を体験したかったが、
残念ながら満席。
そこで、京都の新進のイタリアン
「ラ・ベッラ・ヴィータ」に決定。
その日の夜は最近とみに新店がふえつつある、
京都の日本酒バー巡り。

その翌日が西宮に宿泊の予定だったので、
ここに「あやむ屋」を入れることにした。
最後の日の昼食が例の徳島のヒミツの割烹で、
その夜に徳島空港から羽田へ飛んで帰るという、
なかなかまとまったプランができた。
「京加茂」へは私一人、
そして、「ラ・ベッラ・ヴィータ」は大学院の先輩たちと、
日本酒の現役京大生という面白い顔合わせ、
大阪が宇都宮単身赴任時代に
カントリーのライブハウスで知り合った
広島在住の美味しいもの好きの知人と訪問。

そして、最後の徳島へは広島の友人、
「京加茂」の土方さんと店のスタッフ、
豊中「桜会」の満田さん、
満田さんの知り合いの酒屋、
そして、香川にある「おいしさの科学研究所」の所長
という大人数になった。

まずは、名古屋駅で関西本線に乗り換えて一駅隣の八田へ向かう。
八田から5分ほど歩いたところに「京加茂」はある。
るみ子の酒の一段仕込みを使った料理など楽しんだ。
ラ・ベッラ・ヴィータも相変わらず好調。
とてもしっかりとした料理で一同感激していた。
京都の日本酒バーは3軒訪問。
以前メイルで京都在住の麻生さんから
「たかはし」という日本酒バーを勧められていたが、
インターネットで調べても分からなかったので、
こちらは次回へ持ち越し。
「あさくら」「膳」「ヨナム」と訪問して、日本酒を堪能した。
そして、いよいよ、「あやむ屋」の初訪問の夜になった。


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2006年6月8日(木)

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