“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第526回
台北美食紀行

これまで海外出張は年に少なくとも3回、多いと6回くらいあり、
いろいろな国に行ってその地の美味しいものを食べてきた。
昔もいまも、工学関連の国際学会出席の目的がほとんどなので、
欧州が一番行く機会が多い。
ドイツ、英国、イタリア、フランス、スペイン、ベルギー、
オランダ、スイス、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、
フィンランド、チェコ、ハンガリー
といろいろ行ってみた。
このなかでは、やはり、イタリー、スペイン、フランスあたりの
ラテン系の国に美味しいレストランが多い。

不思議に行く機会がほとんどないのがアジア圏。
これまでにソウルに一度だけ行っただけで、
中国、タイ、インド、フィリピン、マレーシア、ベトナムなど、
一度は行ってみたいとおもいつつ、訪れることがなかった。
今年の夏は二度目のアジア圏の出張の機会が巡ってきた。
台北で自動車の先端運動制御に関する
国際シンポジウムが開かれて、論文発表を予定していたところ、
シンポジウムの前日開催される初学者用セミナー講師にも招かれた。

台北情報をいろいろと知人に確認してから出発。
今回はキャセイ航空を初めて利用した。
ビジネスクラスだったが、
機内食は他のエアラインと比べて、いいほうだ。
ただし、紹興酒を頼んだら置いていないといわれたのはびっくり。
日本のSAKEならあるという。

台北には成田から3時間ちょっとで到着。
今回は国際会議が開催される圓山大飯店に宿泊した。
こちらは英語名ではThe Grand Hotel。
中国北部の歴史的な建築方式を採用している
台北のランドマークらしい。
外観は赤い外壁が幾層にも重ねあっていて、切妻の屋根が東洋的。
ロビーは広く、天井も高く、太い赤い柱が何本も支えている。
到着は夜で、機内食を残さず食べてしまったので、
台北での夕食はパス。
翌日から学会の合間に美味しい料理屋に通うことにした。

今回は、1週間ほどの旅程で、
学会で用意されたランチとパーティがほぼ毎日あったので、
他の料理屋に行く機会が少ない。
それで、ハズレに当たらないように、
料理屋を厳選して訪問することが必要だった。


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2006年9月4日(月)

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