“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第527回
まずは夜市で昼、小籠包で夜

台北に到着して最初の朝食は、
圓山大飯店のビュッフェでいただいた。
中洋和が入り交じった内容だったが、
点心などが1種類しかなく、ちょっとがっかり。
ピータンはなかなか美味しかった。

そして、その日の仕事は学会のセミナーの準備だけだったので、
朝から市内観光にでかけた。
まずは、ここだけは見ておけと言われた故宮博物館へ。
日本語の音声ガイドを借りて回ったら、
結構詳しく陶器などの展示物のみるべきところが解説され、
時間はかかったものの、ためになった。
アーモンドの実を船に彫刻で作って、
中の人間、テーブルまで微小で精細な彫りがしてあるのは、
びっくり。
マイクロマシン、ナノマシンを作る機械加工技術では、
とてもあのような穴を袋状に開けて、
そのなかを加工することは不可能。
まさに超人のなせる技だった。

故宮博物館で酒盃代わりの茶器を購入して、
昼は近くの士林夜市へ行ってみる。
夜は人塵ですごいことになるらしいが、
まだ午前中の夜市は店を開けているところも少ない。
そんななかで鉄鍋の屋台を発見。
全て90元というが、なかなかいい香りがしていて、
それにつられて店内に入った。
店の入り口の外で火を起こして、
そこに鉄鍋を置いて調理したものを店内に持っていっている。
かなりな種類の鍋があり、写真を見ながらどれにするかを考える。
結局、「大腸臭臭鍋」というのを注文。
豆腐、野菜、蒲鉾、モツなど具沢山の鍋で、
予想したよりも臭みも無く、結構旨い。
暑い日に熱い鍋だったが、店内は冷房で強く冷えており快適。
珍しくランチでビールを飲まなかった。

午後は世界一の高層と唄われているTaipei101ビルの展望台へ行く。
89階、380mから見る景色は他に高層ビルもないので、
まさに360度の視界が愉しめた。
そして、夕食は小籠包を食べに行く。
高島屋にも出店をしている有名店「鼎泰豊」は行列していたので、
近くの「群香品」という地元に人気がある店に行く。
小籠包、海老シュウマイ、野菜の餃子に台湾ビール。
小籠包は、熱々のものを噛むと、
中から汁がジュっと溢れてきて、旨みがさらに増す。
海老シュウマイも海老の甘みがよくでている。
途中で紹興酒を注文。
しかし、他の地元の客はビールも酒も飲んでいないのが不思議。
最後に担々麺を注文したが、
こちらは、麺が日本のようなシコシコしたものではなく、
ちょっと頼りない。
汁の味はよかったのだが。

ということで、台北の初日はまずますの美味しさ体験だった。


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2006年9月5日(火)

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