“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第677回
満開の桜の下で日本酒を愉しむ

今年の4度目になる花見を宇都宮の「八幡山公園」で行った。
こちらは、毎年定番になったもとの職場の仲間たちの花見。
昨年は同じ場所で、昼の部と夜の部とダブルヘッダーとなり、
今年もその予定だったのが、夜の部は集まりが悪くて中止。
昼だけの予定となった。

都合のいいことに、
その前日はツインリンク茂木で
新入生の入学ガイダンスを1泊で開催し、
当日の昼に宇都宮駅で解散。
わざわざ、花見のためだけに出向いていた昨年とは違って、
効率よい旅となった。
今年の桜は幹事が苦労しているようで、
いつ満開となるかが読みにくい。
しかし、今回はもう終わりになっているだろうけど、
駄目もとでやろう、という予想を覆して、
八幡山は到着したらまさに満開だった。

気温もあがってきて、ぽかぽか陽気。
せっかく、防寒着を持っていたのが無駄で、シャツ1枚で快適。
これだけ恵まれた陽気で花見をするのは久しぶりだった。
仲間はすでに朝の9時過ぎから始めていて、
遅れて昼過ぎに合流。
まずは、ビールで身体を冷やす。
その後、開運をいただいたら、
外に放置していた一升瓶がかなり温まっていて、
燗冷ましくらいの温度になっていて美味。
オデンやビーフジャーキーなどの酒肴がまた旨い。
そして、日本酒は秋鹿山廃山田錦70%に移り、燗をして飲む。

3時間ほど、酒を酌み交わしながら昔話に花が咲く。
そうしているうちに、にわか雨が振ってきて宴会中止。
まだ夕方で時間が早かったので、
宇都宮市内でもう少し飲むことにする。
時計を見るとまだ午後4時で、居酒屋はあいていない。
東武デパートのあたりまで行って、
オリオン通りをぶらぶら歩くと、餃子屋が開いていたので、
そこで紹興酒に餃子盛り合わせを注文。
まあまあ美味しい。

そこで少し飲んでから、日本酒が再び飲みたくなり、
宇都宮では有名な「かしわ」という焼き鳥屋に移動する。
焼き鳥に阿部勘などの地酒を合わせて愉しむ。
こちらは、大谷の「菊地酒店」が日本酒を入れていて、
燗に向く酒も多い。
帰りは、新幹線を敢えて避けて、
在来線のグリーンを利用したが、
いい気分ですっかりと寝込んでしまった。


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2007年4月10日(火)

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