“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第693回
東京ミッドタウンで美食を工夫

噂の東京ミッドタウンに
やっとゴールデンウィークに行ってきた。
最近は再開発ビルがブームのようだが、あまり興味はない。
現に表参道ヒルズは歩いても行ける距離だが、
いまだに訪問したことがない。
東京ミッドタウンは、
ここのところ妻とでかける機会が少なかったので、
新名所を訪問がてら
近くの国立新美術館で開催している
モネ展もみようかと立ち寄った。

六本木は大学院生時代に過ごした街。
毎晩研究室から繰り出して飲み食いした思い出がある。
かつて知ったる街だが、
昔からまだ続いている料理屋は随分少なくなった。
千代田線「乃木坂駅」で降りて、
東京ミッドタウンの入り口にむかう。
予想したほどは混み合ってはおらず、
家族連れなどがのんびりと歩いている。
東京ミッドタウンに到着して、
まずは、建屋の中に入る前に庭を散策。
さすがに防衛庁あとの広大な敷地を転用しただけあって、
庭は広々としていて、緑が豊か。
六本木ヒルズのちまちました庭園よりも、
のんびりと自然を満喫できる。

そして、建屋のなかに入り、どこかで弁当を買って、
外で春風を受けながらの昼食をすることにした。
地下の食料品売り場のなかのリカーショップで
デュベルの750mlボトルを発見して、
それに、平田牧場の豚カツを合わせることにする。
庭に出て、池のほとりのベンチがあいていたので、
そこで、デュベルを開け、豚カツをいただく。
周りを見回すと、木々がまだ植えたばかりであって、
枝ぶりなどが不ぞろい。これが、3年くらい経つと、
おそらく、同じ環境のなかで、
木々の緑がより自然に溶け込んでくるはずだ。

豚カツとデュベルはなかなかよい相性だった。
デュベルの切れのよさがカツの脂を旨みに変えてくれる。
この庭園は、色々な食材と酒を持ち込んで、
のんびりとランチを愉しむにはとても使い勝手がよい。
今後も利用してみたい。


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2007年5月16日(水)

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