“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第694回
箱根暁庵は相変わらず快調

ゴールデンウィーク最後に、箱根へ1泊旅行。
昨年と同様に91歳の母を連れて、
妻と3人で小田急山のホテルでゆっくりと過ごす予定を組んだ。

昨年と全く同じ行動だが、
初日のランチは往路の途中の湯元にある
「箱根暁庵」で蕎麦を食べることにした。
箱根で蕎麦といえば、「箱根竹やぶ」も選択肢の一つだが、
入り口から坂を登ることになるので、老齢の母には無理。

クルマで東名から小田原厚木道路に入り、
小田原付近までは順調に走行できたが、
最後に湯元の手前で国道に降りる出口が大渋滞。
ターンパイクの方から降りて、抜け道が無いか探したが、
ナビが10年前の大雑把な仕様のもので、
どこの路地に入っても行止り。
ぐるぐる回ったわりには、成果はなかった。
どうにか、箱根暁庵に昼過ぎに到着。
ふたグループほど外のベンチに座って待っている。
我々も入り口の待機客リストへ名前を記入して待っていたら、
15分ほどで入店できた。

大きな正方形のテーブルに案内されて、お品書きを眺める。
昨年は「せいろそばセット」を頼んだ覚えがあったので、
今回は「おろしそばセット」を注文する。
そうしているうちに、まずは、
セットのうち豆腐、焼き味噌、お漬物などが提供される。
焼き味噌の香ばしさに食欲が蘇り、
自家製豆腐はほどよい甘みがあって旨い。
クルマの運転があるので、
酒もビールも飲めないのが残念なところ。
そして、いよいよ蕎麦切り。
この時季でも香りと味のバランスがとれていて旨い蕎麦だ。
辛味大根を汁に入れて蕎麦をすすると、蕎麦の甘みが際立つ。

今回も十分満足できる内容であった。
そのうちに、人の運転のクルマで寄って、
蕎麦屋酒からまず始めてみたい。


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2007年5月17日(木)

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