“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第715回
今年の「るみ子の酒」と「英」を蔵で堪能

京都で、日本機械学会主催の
基礎セミナーの講師を無事に終えて、
一緒に講師をしている先生方と
会場である京都大学のカフェでランチをいただいた。
こちらには、早稲田大学と共同開発した古代ビール
「ホワイトナイル」の生が置いてあり、そちらを飲みながら、
「京野菜のトマト風味スパゲッティ」を食べた。
大学の食堂にしては、まあまあの味。

京都を後にして、伊賀市に向かう。
そして、途中で美味しいものを食べる仲間たちと合流して、
佐那具駅で下車。
森喜酒造場の森喜社長が車で迎えにきてくれていた。
5分ほどで蔵に到着。
これまでに毎年一度は訪問している。
今年は初めて。

早速、今年の造りの日本酒を利かせていただく。
・「すっぴんるみ子」純米活性にごり生原酒
・「すっぴんるみ子」純米 
  阿波山田錦60%、八反錦60% 協会6号酵母
・「すっぴんるみ子」純米 
  山田錦60%、ひとごこち60% 協会7号酵母
・「妙の華」純米 雄町60%
・「英」山廃純米 自家栽培無農薬山田錦70% 蔵内酵母
・「英」純米 阿波山田錦70%
・「英」純米吟醸 阿波山田錦50%
いずれも、旨みがよくでている。
特に、雄町が酸の出かたがよく、切れ上がりがいい。

その後、「さるびの温泉」に社長に連れていっていただいて、
山奥の緑を眺めながらのんびりと温泉につかった。
温泉から帰って、蔵のすぐ近くの蕎麦屋「松尾」で
旨い蕎麦に「すっぴんるみ子」を合わせる。
こちらは、ご主人は戸隠で修行してきて、
なかなかいい蕎麦を打っている。

その帰り道に、
田圃のあぜ道にたくさんの蛍が光っているのを見た。
二十年ぶりくらいになるか。
自然の風景のなかで蛍を見たのは。
蔵に戻り、再び宴会。
今度はるみ子さんの手料理にさきほど利いていた酒を合わす。
さらには数年熟成した日本酒もでてくる。
日本酒業界の話題など、話も盛り上がり、最後はそのまま宿泊。
至福の蔵見学だった。


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2007年6月15日(金)

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