第87回
■あゆっぺひゅうひゅうさんからのQ(質問)

スーパーの工夫はまだまだ不足ではないでしょうか?
いつも新たなヒントに刺激を受けながら拝見いたしております。
ここもと、スーパーの中で2強
その他大勢の負け組みという構図がはっきりしてますが、
負け組みから脱却するために
1.営業時間を早める現在多くのコンビニを除くサービス業
 (専門店から床屋まで)は10時開店となってます。 
 しかし、朝8時くらいに散歩をしてみると
 多くの人が行き先に困るという感じです。
 (当日に行事があることも多いと思うのですが)
 せめて 土日は開店を朝8:00くらいにすれば
 新たなニーズを汲み取ることが出来ると思うのですが。
 その分閉店を早くしてコンビニとの棲み分けを
 するべきだと思います。
 現在コンビニが若者の溜まり場になってますが
 朝早いスーパーが出来れば
 シルバー層の溜まり場になるかもしれません。
 アーリーバード計画とでもいいましょうか。

2.床をコルク張りにする。
 多くの大規模てんでは
 床が固くしばらくあるいているとつらいです。
 ここからいよいよシルバー層の購買力を当てにするなら、
 もう少し工夫があってしかるべきだ思います。
 この他にトイレに清潔な手すり、
 大人用オムツのトイレ常備等「この店はシルバーに優しい」
 とのイメージが印象ずけられれば
 その存在意義も でてくるでしょう。
 エンジョイ シルバー計画というのかな。
 業績向上のためには、やたらと閉店をすればいいという問題では
 ないと思います。
 先生はどう思われますか?

以上 どこかが負け組みは去れという
流れに掉さしてみてくれませんかねー。
福岡出身としては某スーパーに頑張ってもらわないと困るんですが。


■QさんからのA(答え)

今のスーパーはちゃんとした商売をやってないと言って、
色々とご自分で提案されておられますけども、
そのぐらいの事はスーパーを本業としてやってる人たちが
考えてないと思う方が間違いでしょう。
みんな一生懸命努力をしているんです。
あーでもない、こーでもないとやって、
それでも上手く行かないというのが現状であって、
厳しい環境の中でスーパーの人たちも
一生懸命やってると考えた方が正しいと思います。

たいていの人は自分の立場だけで人の批評をしますけども、
その仕事をやってる人は死に物狂いなんですね。
私なんかは外から見てて、
イトーヨーカドーとイーオンだけが生き残るだろうと、
10年も前から見ていました。
スーパーがバタバタ倒れても別に驚きません。
その肝心の最後に残った者だって、油断はできません。
長期化するデフレの中で、みんな必死になって模索しています。
もし自分がその中で働いているのなら、
自分の上司に建議してみて下さい。
もし外から見ている話なら、ご自分の仕事に目を向けてください。
自分でやるとなると大へんなんですよ。


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