第288回
■K・HさんからのQ(質問):中国で英語の学校

以前、中国で英語の学校を経営しては、と
邱永漢さんは提案なさってらっしゃったと思いますが、
その提案はまだ生きているのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

うちの学校では中国の人に日本語を教えるのと、
日本の人に中国語を教えるというのと二つやっております。
しかし中国人の社会では英語の方が日本語よりも
ずっと関心の的になっているし、普及もしております。
大雑把な計算ですが、日本語を習う人が1人いたとしたら、
英語を習う人は20人はいます。
当然、英語の学校をやれば仕事になります。
もしユニークなやり方ができれば
中国では成り立つ事業のひとつです。

現にアメリカ人が上海や北京で
ものすごい高い学費を取って英語を教えています。
聞くところによると、その会社はアメリカでは
上場会社だということですから、
いろいろな教え方があるわけです。
いくらたくさん英語を教える学校ができても、
まだその中に割り込んでやれる可能性は
残っていると言ってよいでしょう。

自分で実地に現地の調査をするところからスタートしなければ、
話にならないでしょう。


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