第329回
■イチロー君さんからのQ(質問):自動車教習所の生き残り法

初めまして。毎日楽しくホームページを見させていただいてます。
Qさんのホームページは時代の流れを教えてくれる
とっておきのホームページと位置付けています。
私は自動車教習所に勤務しておりますが、
最近は少子化の波を受けて入校生の奪い合いが
学校間で行われているのが現状です。
教習所というと安定した職業と思われがちですが、
将来は学校が半分にもなると言われ、
教育というよりもサービス中心の行動が求められています。
今後、教習所が生き残る経営方針、
職員の考え方や心構え等のアドバイスをお願いします。


■QさんからのA(答え)

自動車教習所も不景気という話ですけれど、
教習所も学校の一つなんですね。
勉強する人が少なくなれば、
当然生徒の取り合いということになります。

教習所だけが例外であるわけもありませんので、
皆互いに知恵を絞ってお客の取り合いをします。
お客も来なくなって採算のとれなくなった店から、
辞めて行くよりほかなくなるということです。
何かいい方法はないかとおっしゃっても、
ないとお答えするよりほかありません。

いまの学校の数はおそらく半分ぐらいなるのではと思っています。
これは学校だけの話じゃなくて、
日本国中のすべての商売についていえることです。
景気の良かったときは、
次から次と事務所を増やしていくことができたし、
学校だって増やすことができたんですけれども、
今の日本はその逆の方向に動いているといます。
そういうなかで、自分は残る方になるのか、辞める方になるのか、
決心をしなければなりません。
もし辞める方に回るのであれば、
最後まで頑張ったのではスッカラカンになってしまいますから、
まだ足元の明るいうちに、
思い切った対策をとることをおすすめします。


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