第341回
■則天去私さんからのQ(質問):つらいときに

一つお聞きしたいのですが、
Qさんが日本から香港へ飛行機で帰るときに
「このまま飛行機が墜落すればいい」と思ったことが
何度かあるとのことですが、それほど追い詰められたご自分を
どのようにコントロールできたのでしょうか。

誰でも長い人生の中で、本当につらい思いをすると思います。

Qさんの場合はご家族(特にご婦人)の存在が
大きかったのでしょうか。
少子化が問題になり、結婚しない若者が増えています
(私もその一人です)が、
自分の人生に家族は邪魔だという考えは、間違いなのでしょうか。

失礼な質問かもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
Qさんはいつも朗らかで泰然自若としておられますが、
そのような方でも死にたいと思うのは
どれほどのことなのであろうと疑問に思っています。

どうか、どうかよろしく御願いいたします。


■QさんからのA(答え)

飛行機に乗っていて、
このまま墜落すればいいんじゃないかと思ったということを
文章に書いた事があります。

それは、たまたまどうしていいか身にあまる
ピンチにあっているときでした。
でも今でも、このまま落ちてもいいと思っております。
どうせ人生はいつか終わるんですから別に構わないんです。
いつもそう思っていたせいか、
おかげで香港に着陸する時に大嵐の中を海の中へ落っこちて
突っ込んだことがありました。
それでも死ななかったんですから、
きっとまだ死ねない運命だったのでしょう。

人生には誰でもその人なりに
ピンチの時もあれば、得意の絶頂にある時もあるんです。
そのくりかえしのなかで少しずつ人間としての
修業を積むことになるのでしょう。
もちろん、家族に助けられることもありますし、
自分だけで解決しなければならない時もあります。

いまは昔と違って結婚制度そのものがガタが来ていますので、
おかれた環境も昔と違います。
カップルであることの喜びもあれば悲哀もあるし、
一人であることの気軽さもあれば淋しさもあります。
結局は自分の選んだ条件の中でベストを尽す以外に
方法はないでしょう。


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