第342回
■とりたまさんからのQ(質問):学習塾先細りの件

学習塾が今後先細りしていくというお話がありましたが
現在夫は大手進学塾の先生をしておりますが
昨今の公立離れで多忙きわまり、
入会テストで落とした子供さんのご父兄からは
苦情を言われる日々が続いております。
夏期講習の説明会も例年より参加者が多く休日はありません。
実際のところこの業界はこの先どうなるんでしょうかね?
日本も欧米並みに貧乏人は
公立へ中流以上は私学へという状況になるのでしょうか?
余談ですが主人はずーと公立から国立大学(理系)をでた
税金喰らいです(笑)私はQ先生の故郷の台湾の日本人学校をでて
帰国後私学で学びました。


■QさんからのA(答え)

学習塾の先生をご主人がおやりになっているので
将来どうなるかとご心配になっているようですけど、
これだけ少子化の時代に入れば
当然学校へ行く人も減りますから、学習塾で勉強する人も減ります。

でもそれは進学塾だけじゃなくて、
立派な大学も学長さんをはじめ、先生方もみんな
自分の大学が潰れるのではないかと心配しています。

そういう時代を生きているわけですから、
問題が大きいことは間違いありませんが、
子供が減るといっても人数が少なくなるだけで
一人もいなくなるわけではありません。
その分子供に対する親の関心が集中しますから
うまく行かなかったのは先生のせいだと
風当たりがもっと強くなることが考えられます。

でも難しくなるのは子供の教育だけではありません。
夫婦の関係だって危機に瀕していますし、
年とった親の面倒まで手がまわらないということもあります。
そういう中で職業を選ばなければなりませんから、
自分の性に合った職業選びをするよりほかありません。
とりわけ教育にはお金だけではかれない意味合いがありますから、
自分たちが納得できることが大切だと思います。


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