第350回
■豪QファンクラブさんからのQ(質問):もしQ新事業の参加資格は?

Q先生こんにちは。
二十歳からファンになり早20年近くが過ぎました。
雲の上の人だと思っていた方へこんな簡単に
御手紙を書けるなんて一寸した革命ですね。

最近のもしQさんに出てくる反体制派や招軍買馬を読んで
何故か興奮しております。
自分自身もこの部類で、人柄よりも家柄(コネ)、
能力より学歴という日本システムに疑問を持ち、
参加せずに海外を放浪しました。
その後東京に戻り、資格を取って不動産事務所を開き
食べて行けるようにはなりましたが、
崩壊する制度を目の当たりにし思ったのは
「自分の人生をここに置く価値があるのか?」でした。
答えは否で、見切りをつけオーストラリアに移住しました。

三年経ち根っこが張ってきそうになったところで先生の
熱い中国情報を聞くと尻がムズムズしてまいります。
凄い事になりそうですね中国。
新規事業の情報楽しみにしております。


■QさんからのA(答え)

いまこのホームページに連絡を頂いている方は、
たいてい、いまの社会へ行列をして入っていく人たちではありません。
ついていけないと言って既存のシステムから飛び出したり
みんなが就職の試験を受ける時に受けないで、
そのまま外国に留学に行ってしまったという人が多いようです。

昔はそういう人の意見をきくことができなかったんですけど、
いまはインターネットのおかげで世界中どこにいても、
こちらがこういうことですねといって発信したことを
その日のうちに見ることができて、
すぐに反応があるようになったので、
そうした人たちを集めたら
ちゃんとした力になるんじゃないかと思ったのです。

人は自分の生まれたところや、自分の置かれた環境で
その社会全体を変えるのは難しいんです。
むしろそこから抜け出して別の場所で
自分の力をテストしてみる方がずっと比較的やさしいと思います。
あなたがオーストラリアに行ったのも
そうしたルールにそったものだと見ています。

いままでのハンディが何もないところでやるわけですから、
少なくともいままでの環境の中でやっているよりは
上手くいくと思います。
だからといってやさしいというわけではありません。
今後どうするかということについては
ご自分の判断で決めなければいけないと思います。

私も以前オーストラリアに行ったことがありますが
オーストラリアはオーストラリアなりに
やることは一杯あると思いました。
もちろんいまの中国にも同じことが言えます。
どちらの国でやるかについては
最終的にご自分で決めるよりほかないでしょうね。


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