第430回
■サチコさんからのQ(質問):欲ばりですが・・・

Q先生、あと10年私たちをご指導下さい。20年でも・・・
90歳を迎えられるようになりますが、
今は現役でピンシャンしておられる方も珍しくありません。
ちなみに姑は88歳ですが、100歳まで大丈夫なくらい元気です。

今日、2004年手帳を早速申し込みました。
私はいつも実物を見て買うことがほとんどですが、
この手帳はコラムを拝見して、すぐ申し込みました。
Q先生がこれほど薦められる手帳とは・・・・・
とても楽しみです。

過日、「中国不動産に動意のきざし」を拝見して
中国企業情報を先生のアドバイスをもとに必死で探してみました。
結果、私は「新世界中国」を買ったのですが、
後日のコラムを拝見して思いました。
「新世界発展」を買ったほうがよかったのかと?
現在、5銘柄ほど買いましたが、
何だか子供の成長を見ているようでとても楽しみです。
上手く育たなかったら、私の責任です。

先生、時節柄ご自愛ください。


■QさんからのA(答え)

私が香港の不動産会社の中で、
中国に投資をしている会社に注目して下さいと言ったのは
どうしてかといいますと、
日本でも円の切り上げをやらざるを得ないところまで
追い込まれたその過程で、
不動産と株とがものすごく値上りしました。
例えば私の今いるすぐそばの青山通りは
一坪300万の土地が1億円になったんです。
そんなことが日本では起こっておりますので、
中国でもそれが起こることを期待したいけれども、
中国の土地は全部国のものだし、
また、古い家と新しい家とでは出来があまりにも違いすぎて、
3年前のマンションを見ても
買う気を起さないというほどの違いがあります。

じゃあ不動産で誰が儲かるかというと
一番中国で不動産をたくさん扱っているのは香港の業者なんです。
香港の業者達はちょうど私が中国で不動産に手を出した頃から
始めていますから、
その後不動産が中国でも散々たる目にあって、
帳簿価格に比べて4分の1、5分の1になってしまっているのが
珍しくありません。
当然株価もずいぶん安くなっています。

それがもし元へ戻れるということになったら
株で儲けるチャンスは多いんじゃないかと思います。
香港の上場会社でも社名の後ろに中国とくっついているものを
丹念に調べてくださいと言ったわけです。

上海や北京のメインストリートにあるビルは
ほとんどが香港企業のものなんです。
もし、そういうところに陽が当たるということが起きれば、
株価が評価額に戻っただけでも、
大変なことだという印象を持っています。
でも、恒基も新世界も中国と名のついた方は
無配と発表されていますから、
私が考えた通りになるかはわかりません。
私も間違えることもありますので
その場合は辛抱する時間が長くなります。


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