第595回
■おかけんさんからのQ(質問):ヤクザ対策

Qさんこんにちは。
僕の父は定年後タクシーの運転手をしています。
その父がこんな話を教えてくれました。
先日父の同僚の運転手が暴力団関係の人を送り届けたのですが、
その後「OOOOという運転手の態度が悪かった。」
などと言いがかりをつけて、何度もお金をせびりに来たらしいのです。
社長は困って警察に届けたのですが相手にされず、
結局他の暴力団にお金をつつんで処理したと言うことです。

確かに商売をしていると、
ヤクザに悩まされることが無いとは限りません。
でも僕は話を聞いていて、
どうしても理不尽なヤクザに頭をさげたり
お金を払ったりするのは納得がいかないのですが、
こういうときは事故だと思ってあきらめた方がいいのでしょうか?

Qさんが過去にヤクザに悩まされたときの話や、
うまい対策法などがあればお教えください。
よろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

私は色々裁判で訴えられたりすることは何回も経験しておりますけど、
ヤクザに押しかけられたことは残念ながらありません。
私を訴えようとした人がヤクザの所へ頼みに行って、
私の家の前をヤクザがウロウロしたことはありますけども、
ヤクザだって脅すタネがなければできませんので、
しばらく見ている内に
これは脅しても金の取れない相手だなということがわかって
自然に来なくなってしまいました。
ですので、いまだにそういう目には遭っておりません。

ヤクザにもヤクザの仁義みたいなものがありまして、
司馬遷の書いた「史記」という二千年も昔の事を書いた本にも
ちゃんと侠客列伝というものが載っております。
つまり、ヤクザというものは
国の決めた法律と別の生き方をするんだけども、
それなりに仁義があって
不当な目にあっている人を助けてあげるというようなことも
昔からあるんです。
ですからこれは社会の一つと考えていいでしょう。

ただ、同じヤクザでもピンからキリまであります。
共産主義者にも、資本家にも同じことが言えます。
もちろん私たち堅気で生きている人間は
そういうところのお世話にならない方がいいに決まっています。


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