第825回
■ボヤボヤ君
さんからのQ(質問):保険について

毎日楽しみにHPを閲覧しております。
私もボヤボヤしているうちに
中年の年代に入ってしまいました。
そこで妻が子供もまだ小さいので
生命保険や医療保険などの追加加入を検討しています。
基本的には掛け捨てを検討してますが、
がんや医療など他に通院とかいろいろ付加して行くと
結構な支払額となります。
さらに、子供の学資保険なども考えると、
支払額は手取りの2,3割を占めるようになりそうです。

また、昨今問題になりましたが保険金の見直しも
そのときの経済状況などで意図も簡単に法律を変えられてしまい、
今後のインフレ、デフレなどその他の状況を考えると
無駄のようになるような気がします。
邱先生はどのようにお考えになりますか。
また、保険などお入りになっていますか?


■QさんからのA(答え)

私の嫌いなものの一つは保険です。
もちろん保険には入っておりません。
保険というのは、保険をもらわないと残された人が生活に困る、
もしくは自分に何かあった時に収入が無くなって困る、
という人のためのものです。
自動車だって、
千台あったら何台事故を起こすかという統計が出ます。
これから保険料が算出されるのですから、
自分で千台車を持ってる人は保険に入る必要がないんです。
保険に入るお金を自分で持っておれば、
それで保険会社が儲かる分も自分のところへ戻ってくるのです。

したがって保険というのは貧乏人の入るものなんです。
だから保険のことを考えるというのは、
あなたがまだ貧乏だということであって、
一生懸命働いて金持ちになったあとは、保険なんか用がなくなります。

そういう私も一ぺん保険に入ったことがあります。
私の高等学校時代の教授の先生が保険勧誘員になって、
私のところへ来て頭を下げたので、逃げられなくて入ったのです。
満期になってもらった保険は、
家が一軒買えたお金が、
柱一本くらいしか買えないぐらい目減りしてしまいました。
大学時代に保険論という勉強をさせられましたけど、
あれは本当に退屈な学問ですね。
教える先生も退屈な人でしたが、
講義の内容はもっと退屈なものでした。


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