第866回
■K
さんからのQ(質問):関係の切れ目

最近気になってることがあります。
ぜひ、ヒントをあたえてください。
人間関係の切れ目をどこでお感じになりますか?


■QさんからのA(答え)

「金の切れ目が縁の切れ目」と昔から言われております。
ですから、世間の人はほとんど
金銭関係でつながっているところがあると思います。
家族の中でだって夫婦の間でだって
お金の扱い方を間違えれば縁は切れます。

そういうような意味ではお金は人と人をつなぐ大切なクサリです。
でも私は自分がお金のために生きているとは
あまり思っておりません。
ですから、お金よりも
自分とテンポの合う人かどうかでつきあいます。
テンポを道と言いかえてもいいかも知れません。
論語の中にも
道を同じくしないものと友達になるな、と言っています。
呼吸が合えば、はじめて会った人でも
百年の友になれるんです。
と言っても道はまっすぐとは限りませんので
気が付いたら誰もいなくなったということも起ります。
自分なりに同じ所を歩いている積りでも、
時間がたつうちに付き合う人が少しずつ変わります。

私の実務手帖は、次の年もつかえるように
アドレスブックをさし替えるだけですむようにつくっています。
アドレスブックは大体3年ぐらい経つと
新しく書き換えるようになります。
どうしてかと言うと、
その間に付き合う人がかなり変ってしまうからです。
アドレスブックを書き直しながら、
どうしてこの人と疎遠になったのだろうと反省することが
人生には必要なんだと思っています。


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