第871回
■S
さんからのQ(質問):個別株と指数

著書を数冊読ませて頂きました。
私はまだ10代ですが株式投資を少しやっております。

最近思ったのですが資金が少ない場合の投資は
個別株と指数(日経平均などのETFかeワラント等で買う)と
どちらがよいのでしょうか。

指数の方が個別株よりもわかりやすいような気もしますが、
何となく曖昧な感じがするので迷っています。


■QさんからのA(答え)

まだ10代ですから、
世間の経験はほとんど無いといっていいでしょう。
もしこれから株をやるんだったら、
私の「株の原則」(光文社刊)
みたいな本を読むという手もありますけど、
ご自分で経験して覚えるのが一番です。

もちろんこんなことはダメだった、あんなことはダメだった、
と一回一回経験して覚えるよりは、
先輩の人が経験したことを聞いて、
ああなるほど、と理解する方が早いということはあります。
例えば、あなたは個別の銘柄と指数と、
どちらを頼りにしたらいいかと言いますけど、
指数というのは何百種類かの株の平均値段のことでありまして、
個別銘柄というのは、あなたが買った株のことなんです。
ですから何百種類もの株を買うお金も無いのに、
何で指数の心配をするのかわかりません。
自分が買った株が上がるか下がるかだけを
考えればよろしいんじゃないですか。

ダウ平均の心配をするだけなら頭を使う必要はないんです。
投資信託を買えばいいんですから。
投資信託というのは、
個別の銘柄をたくさん集めた指数の平均にちかいのが、
投資信託です。
でも私に言わせると、投資信託を運用している人たちは、
天才的な株の名手ではなくて、
自分のメシを食うために、
なるべく間違えないようにやっているだけのことです。
そういう人の後について株をやるということは、
株をやっていないのと同じ、と言ってよいでしょう。

ですから私にうまくやる方法はないかと聞くよりも、
ご自分で授業料を払って勉強して下さい。


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