第872回
■U
さんからのQ(質問):資金の振り分け方

将来中国株と投資信託の配当で生活を考えております。
どのように振り分けるのが適当でしょうか?

人民元切り上げを狙った大勝負という手もあるのですが、
少し躊躇しているのが現状です。
アドバイス賜ればありがたく存じます。


■QさんからのA(答え)

どんなご職業の方かわかりませんけども、
株で生活することはどちらにしても出来ません。
株の配当なんてほんの少ししかないし、
株の配当でメシを食おうなんていうのは、
パチンコでメシを食おうというのとあまり変りません。
どんなにパチンコのうまい人でも、
もらった景品でメシを食えないと思います。

株を持つということは、私に言わせると、
世間の富が不動産という形になったり、
現金という形になったり、あるいは株の形になっているので、
自分の持っている財産の一部分を、
株として持つということです。
持っている株がどうなるか心配だったら
人は自然に株の勉強をするようになります。
その結果世の中の動きを
ある程度理解できるようになるというのが
株式投資の余得だと私は思っております。

投資信託とは、自分で勉強する代わりにあまり知恵のない人に
代わりをしてもらうことですから
莫大な投資資金を持っていなければいけません。
そんなお金があったら投資信託に預けなくても、メシは食えます。
中国株とは、これから成長していく株ですけど、
その中にはいいのも悪いのも、玉石混淆ですから、
勉強しながら覚えるのがやっとでしょう。
私もそれでメシは食って行けると思ったことはありません。

たとえば、あなたは人民元の切り上げで大勝負と言うけれど、
たまたま人民元の投資を少しやっていて、
それが切り上げされることによって
トクをする方にまわるか、ソンする方にまわるか、
トクするためにはどうすればいいのかというだけのことであって、
それで一生メシが食えることにはならないと思います。


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