第911回
豆汰さんからのQ(質問):若者の勤労意欲の回復

近所の子供の勉強を見たり、若者の相談に乗ったりしていますが、
気になるのは、若者たちの就労意欲の欠如です。
神経症になり、生きている感覚さえ持てず、感動もなく
砂のように生きる若者が多いことです。

テレビの見すぎや、経済的に豊かで、
苦労を経験していないことなども原因の一つだと思われます。
が、具体的にどのような解決策があるでしょうか?
就労意欲を掻き立てるところからの、
若者就労支援策などもとられていますが、
芸能人を宣伝媒体として行われているこれらの効果には、
疑問がありますし、実績もいまいちです。
もし、キュウさんのお孫さんが、就労拒否になったとしたら、
どう動かれますか?


■QさんからのA(答え)

このごろは大学を卒業しても、
就職もしないで家でゴロゴロしている人が
50万人も居ると新聞に載っております。
それを嘆かわしいという見方をしている人が多いようですけど、
自分の家の子供がそういう具合に育ったのは、
親の責任と思ったらよろしいと思います。

また、そういう人間が増えるということは、
世の中が何もしないでも
メシが食えるようになったということです。
人は働くために生きているんじゃなくて、
働く人は働くのが面白いから働いているのであって、
働くのが面白くない人に働けと言ったって無理な話です。

ですから、世の中がそういう人をたくさん養えるようになった
と考えればいいと思うんです。
ただ自分の息子がそうなったら困るとお考えでしたら、
子供のときからちゃんと勤労意欲を持つこととか、
お金に対してきちんとした考え方を持つように
教育をすることは必要だと思います。
但し、教育は子供の方からじゃなくて、
親の方から始めるべきでしょうね。


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