第938回
そんきさんからのQ(質問):よくあることでしょうか

いつも楽しくHPを拝読しています。
さて、先生が以前ご紹介されたエルドスカシミアが、
子会社の脱税事件を受けて大きく株価を下げています。
下げたところを見計らって投資する予定にしていたのですが、
今回の件では投資に値しない企業ではと考えてしまいます。

中国ではこのような不正はよくあることで、
たまたま見つかってしまっただけなのでしょうか?
先生はどのようにお考えですか?


■QさんからのA(答え)

今回もエルドスカシミアのお話ですけれども、
いま実際に起っていることは
深センにあるエルドスカシミアの販売会社の出来事なんですね。

エルドスはそこの会社に500万元の資本金を出しているので、
その範囲内で弁償すると言っているのが新聞に載っていました。
どんな始末になるのか私にはわかりませんが、
どちらにしてもこれで
エルドスの会社がなくなるわけではありません。

それを投資に値しないとお考えになるようでしたら、
おやめになるのがいいと思います。
私は前からイタリアのカシミアの商売の仕方を見て、
これは将来世界に大きな需要があるようになる、
中でも一番得をするのはエルドスカシミアだなあ
と考えていましたので、
わざわざ内モンゴルまで工場を見に行きました。
そういうことが頭に残っておりますので、
いまも安値を拾っています。


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