第939回
やっぱり中国株さんからのQ(質問):登記場所・国際会計基準

サラリ−マンです。
小額ながらこの2年半程中国株式投資を行っております。
いつもこのコラムを拝見させて頂いております。
2つ教えて頂きたいのですが、
まず、中国企業の登記場所に
バミュ−ダ、ケイマンといったところが少なからずありますが
これはどのような理由からでしょうか?

もう1点、投資する企業を選定する材料の1つとして
国際会計基準を用いているかということがあるかと思いますが、
汚職などが横行している中において
判断材料の1つとできるでしょうか?
中国、香港会計基準よりはいいというだけのことでしょうか?
単純な疑問から来る質問ですが、ご教授お願い致します。


■QさんからのA(答え)

先ず一つ、バミューダとかケイマンが本社になっているのは
中国にある会社ではございません。
中国で投資をしているけど、
香港の会社というのが多いと思います。
香港で上場している香港の会社でも
タックスヘイブンでやっている所がたくさんあります。

その理由は所得税がかからないということです。
香港のような税金が安いところで仕事をやっていても
できれば税金はない方がいいと誰でも思うわけですから、
タックスヘイブンに本社をおいている会社が
多いということです。
基本的にはその会社がどの程度金が儲かるかで
株価が決まるんであって、
別にどこにあるかということとは関係がない
と思って下さい。

それからもう一つは経理の基準が例えば、
アメリカとか日本で上場する時は
その要求する会計法でなきゃいけません。
中国は例えば減価償却の仕方、売り上げの計上基準
などに違いがあるわけです。
いまは中国式の会計法によるよりも、
国際会計法による方が国際的な信用を得ることができますので、
少しずつその方向へ動いております。

その場合、外国からの投資で合弁でやっている会社の場合は
外国の会社が自分たちに理解のできる会計法を要求しますので、
国際会計法を採用していることが多いようです。
当然その方が一般の常識に合った
賃貸対照表を見ることができます。

しかし、中国の会計法だからダメだとは必ずしも言えません。
それぞれの会社によってやり方が違いますが、
中国の会計法でやっていても
ちゃんとした会社もたくさんあります。
それをどうやって見分けるかといった場合に、
ひとつは合弁の会社はごまかしがききませんので
外国の資本が入っている会社の会計法は
比較的正確と考えてよろしいと思います。
それからもう一つは中国の会社でも配当をする時に
現金を払ってくれる会社の方が信用のできる会社だと思います。
株配はお金がなくてもできますが、
現金で配当する会社は現金がないと払えませんから
間違いなく儲けている会社だということができます。


←前回記事へ 2005年3月26日(土) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ