第971回
■マー坊
さんからのQ(質問):大量の文章の書き方

先生は大変な読書家で、かつ、圧倒されるような分量の執筆を、
毎日、長年にわたって続けておられます。
大量の文章を要領よく執筆されるのは
優れた能力によるものでしょうが、コツがあれば教えてください。

特に、コンピュータの使い方・文章入力の仕方、
インターネット環境、メモの使い方・取り方、書き溜め、などは
どうしておられますでしょうか。
また、筆記具などへのこだわりや推奨品があればお教え下さい。


■QさんからのA(答え)

私が文筆活動を始めてから50年が経ちました。
その間に4百何十冊の本を出版しておりますので、
他の人から見たら莫大な量ということになるんだと思います。
でも無意識にやっているうちに
累積してそうなっただけのことです。
もし私がコツコツ本を書いたように、
貯金をされたらきっと大金持ちになっていたでしょうね。
でもこれだけは誰にでもおすすめできることでもないし、
また、誰にでもできることでもないと思います。

いまはコンピューターを使って
物書きをする人が多くなりましたが
私の場合は慣れているというせいもあって、
いまだに手書きを続けています。
コンピューターは情報をもたらすことはできるけれども、
コンピューターで決定することはできないので
どうやるかの最終決定権はいまも自分の手にあります。

ピエールカルダンも
自分でコンピューターを3ヶ月くらいいじったけど、
これは情報を仕入れるためのものだから、
自分でやらなくてもいいと考えて、
秘書に任せていると書いていました。

むしろ知識の伝達の手段として
インターネットは役に立つんであって、
人によってコンピューターの使い方は違うと思いますが、
どう使うかは人さまざまでしょうね。


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