第980回
■将軍さん
からのQ(質問):日本社会再生の鍵

いつも役に立つ文章ありがとうございます。
かつて日本人は、「貧しいけれども誇り高く高貴だ」と
民度の高い民族といわれていました。
それが最近IT企業による
メディア企業株買収の話題に象徴されるように、
「お金があれば何でもできる」と法に違反しなければ何でもありで、
国家や公共性や規範という観点はまるでなくなりました。
それぞれの国ごとに道徳があり、
公共性をなくした社会はもはや社会とは言えません。

Q先生は、グローバリズム賛美の危うさを感じ、
治安やモラルの面から見ても
日本は困った国になったと思われませんか。
沈滞する日本社会再生の鍵は、
何より世界に誇れる「心」や民の力にあると思われませんか。
台湾でお生まれになり、
世界をまたにかける先生はどう思っておられるのか、
どうかご教授ください。


■QさんからのA(答え)

世の中はいつまでもジッとしているわけではございません。
常に変わっていきます。
ところが人間というのは
自分が座ったイスからなかなか起き上がれないんです。
だからつい世の中が変わっていくと、
自分たちの馴染まない現象が目につくようになって、
色々文句を言います。
そんなことが5千年くらい続いてるんです。
昔は隣村と争ってたのが
今は隣の国との争いにも調停が入る、
という時代になってはいますが。

多くの人が日本の国がダメになるのを心配していますが、
自分の方が先にダメになるということもありえます。
世の中がだんだん悪くなる方向に動いていると思えば、
そういうことばかり目に付きます。
失業が多いと言ったって、
皆メシはたらふく食べているし、
治安が悪いと言ったって、
昔より殺される人が増えているわけではありません。
舞台が広がって、
くだらない情報が余計耳に入るようになったので、
その整理を上手にする必要があるようになったのです。


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