第986回
■Qさんファンさん
からのQ(質問):中国での飲食店出店

はじめまして、先生のコラムを何時も読ませていただいているものです。
先生の著書にとても影響を受け、
上海にも何度か訪れ中国の魅力を感じています。
そこで中国で飲食店を経営したいと考えているのですが、
先生が何時も言われている中国の難しさ
(コネクションが無いとできない)で二の足をふんでいます。

私の考えでは飲食店(ラーメン店、カレー店)などをかんがえています。
先生はいくつも飲食店などを経営されていると思いますが、
現地で出展するためのアドバイスをいただけないでしょうか?


■QさんからのA(答え)

日本人は独立して仕事をやるというと、
すぐラーメン屋か、カレーライス屋を頭に浮かべます。
みんな同じことを考えて、
どうして成り立つと考えるんでしょうね。

中国はよその国の人が小売の商売をやるとこに対しては
ずっと禁じてきました。
仮に日本人でそういうことをやってる人が居たとしても、
それは他人名義でやっているんです。
それで上手くいけばいいんですけど、
上手くいかないとケンカになるし、
上手くいくと今度は、あれはオレのもんだと争いになるし、
どっちにしても難しいんです。

去年の12月から、
やっと小売業に対する許可が出るようになりましたが、
その場合だって150万ドル使以上という制限があります。
ですからそういう具体的なことを勉強したかったら、
先ず自分で行って
自分なりに研究しないといけないと思います。
まだ年が若いのですから、すぐに店が開けると思わずに
少なくとも2、3年は現地で研究をした上で、
また言葉もちゃんと出来た上で、
実現に向って邁進して下さい。


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