第1314回
■白木蓮さんからのQ(質問):子供たちに相応しい銘柄選び

はじめまして、いつも楽しみに拝読しております。
中国株を始めたばかりですが、
子供たちの将来の独立資金にと
まだ未成年の子供達の名義で中国株を買っています。
成人後に渡してやろうと私が管理していますが、
年に10万円位で買い足して行きたいと考えています。
子供たちの未来に相応しい
銘柄選びのポイントを教えて頂きたいと思います。


■QさんからのA(答え)

お母さんとしては子供の将来を考えて
お金を作ってあげたいというのはわかりますけど、
そんなに意味のあることではありません。
日本では子供に一定の限度を超えるお金をあげると
贈与税を取られますので、
どうせ郵便局に預けているなら
株で大きくなる方がいいとお考えだと思います。
しかし、子供に簡単にあげられるということは
子供から簡単に取りあげることもできるということです。
あなたが金に困ったらたちまち手をつけると思います。
子供のものとか親のものとかお考えにならないで、
子供が学校に行く時の足しにするということであれば、
別にどちらの名前でもいいと思います。

次に長期投資をするのには
どういう銘柄がいいかということになりますけど、
一つの銘柄にお金を投じて
そのまま何十年も持つということは難しいことなんです。
「もうこれはほぼ成長しきったなあ」と思って
他の株に変わるということもあるし、
逆に買った株が全然上がらないので、
「もうこれじゃあどうしようもない」と言って
売ることもあると思います。
例えば三年を一区切りとして
再検討してみるのが良いと思うんです。

ただ、そういう成長する株は
自分で研究して見つけなきゃいけません。
日本でもソニーやホンダの株を
まだ駆け出しの頃に持っていたら
いまいくらになったなんてよく言いますけど
駆け出しの所でそんなことがわかる人は誰もいないんです。
おそらくソニーの盛田さんだってホンダの本田さんだって
そんなことは思ってなかったと思うんです。
ですからはじめからこうだと決めてかからずに
もっと柔軟にものを考えて下さい。


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