中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1428回
田中宏昌さんからのQ(質問):コンピューター社会の先行き

邱先生、いつもためになる知恵をありがとうございます。
少しでも身になるよう一生懸命読んでいます。
株のハナシもぜひ聞きたいところですが
今回はネットワーク社会について伺いたいのです。
日本もそうですし、
近い将来「ユビキタス社会」などと言って
一人につき何台ものコンピューター(パソコンとは限りませんが)を
意識せずに使う社会が実現すると言われています。
それは真にコンピューターが
今まで以上の確固たるインフラとして君臨する、
近未来SF映画を連想させるような時代に近いとも思います。

私もコンピューターの恩恵を受け、おおいに利用していますが
コンピューターネットワークが何もかもを支えるような時代には
危惧もあるかと思います。
個人的に想いを巡らせて
ハラハラ心配しているわけではないのですが、
アナログからデジタルへの最終段階とも取れるこんな時代の先行き、
そしてそれは人間にどんな影響を与えるのでしょうか?
邱先生ならどう考えられるのか、どうかお聞かせください。
目を通していただいてありがとうございます。


■QさんからのA(答え)

コンピューターの出現は
人間の生活環境を大きく変えたと思います。
今後それがどういう方向に動いていくかは、
まだ予断を許さないところがあります。
しかし全てをコンピューターが決めるわけではありません。
コンピューターはデータは提供してくれますけど、
どちらにしようか梅の花、といった時には
コンピューターに聞いても教えてくれません。
やっぱり人間が判断するものだと思います。
しかし、その人間が判断する材料の提供は
コンピューターが今までと違う形で提供してくれますので、
我々の判断の仕方も当然変わると考えていいと思います。

少なくとも今のところは、
コンピューターによって新しい成金もたくさん出ましたけど、
その人たちがとても偉い人であるというわけでもありません。
偶然にお金の流れるところに手が触れただけの人たちも
結構いるんじゃないかと思います。
私が見ていると、ライブドアでも村上ファンドでも、
おとなしくジッとしておれば皆に気付かれないでおられるのに、
目立ちたがるんです。
私の書いた本の中にも「嫉妬の世の中をどう生きる」
という本がありますけども、
目立つと皆から嫉妬されるんです。

私に言わせると、
彼らはまだ本当のお金持ちになっていないんです。
本当にお金持ちになったら、
お金がないフリをしないと生きていけないんです。
お金のない人がもっとお金を欲しがって目立ったことをすると、
しっぺ返しが必ずあるんです。
ですから皆さんが本当にお金持ちになる時は、
途中からお金のないフリをして下さい。
本当に金持ちになってからからでは間に合いません。


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2006年7月29日(土)

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