中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1681回
ひょうたんさんからのQ(質問):日本の企業に人材派遣

こんにちは。
いつも有益な考え方を教えていただき、感謝しています。
一つ質問があります。
それは、これから日本ではリクルート社のグローバル版のビジネスに
チャンスが有るかということです。
日本では少子化が進み、人材の絶対量が減っており、
各企業優秀な人材の確保に必死です。
いずれ、海外から人材の供給を受ける(移民とか)時代が来ると思います。

一方、発展途上国では優秀でスキルがあっても、仕事が少なく、
スキルに見合った仕事が得られない人が多いように思います。
(東南アジア、南アジア、中近東の国々を見て周った結果、
そう感じました。)
そういう人たちを、日本の企業に紹介するビシネスは、
今後10年、20年のスパンで考えたとき、
非常に大きく成長すると思い、
チャンスあるビジネスと考えています。
Qさんのご意見をお聞かせください。


■QさんからのA(答え)

グローバル化が進めば、
人材の交流というのは益々ふえると考えていいと思います。
しかしあなたが考えるような単純な形ではなくて
もう少し専門化された知識や発想が必要です。
たとえば、日本の国は3Kの仕事に従事する人が少いですから、
そこで働ける人を発展途上国から連れてくる仕事もありますし、
そういう人たちが日本で勉強したことを持って国に帰れば、
それが農業から工業からサービス業に至るまで
その国の産業界のレベルをあげることに
貢献することも考えられます。

でもそれは発展途上の国のトップレベルの人たちが
働き口がなくて日本に来るということではありません。
そういう人たちは中国を見てもわかるように
外国企業がたくさん乗り込んでくるので、
仕事はいくらでもあるし、収入も平均より遥かに多いんです。
反対に単純労働をやっている人たちは
それこそ収入が10分の1以下ですから、
むしろそういう人たちのレベルを上げるための交流が
優先することになります。
そういうことをきちんと理解するのに、
もう少し社会勉強を積むことが必要ですね。


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2007年4月8日(日)

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