中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1794回
チャントさんからのQ(質問):日本と中国の通貨供給状況

邱先生の書籍や当コラムを参考にいつもさせていただいております。
日本と中国の通貨供給状況と
それに対する考えについてお伺いいたします。
外貨準備高では中国が日本を上回ったものの、
日本は現在でも貿易黒字が大変多いことに変わりはありません。
しかしながら持ち直しつつあるもののデフレが続き、
利上げ傾向にあるものの低金利も続いております。

一方、中国は人民元切上げ傾向にある中で
かつての日本の高度成長期と同様に
貿易黒字が増えインフレ傾向となり資産インフレ化となっております。
つまり日本と中国は国際的なお金の流れは同じであるにも拘わらず
デフレとインフレと異なる状態であります。
中国が日本のような状況になるとすれば
金融政策だろうと思うのですが
先生はどうお考えになりますか。

最後になりますが先生の変わらぬご健康をお祈りいたします。


■QさんからのA(答え)

同じように貿易が黒字になっていると言っても、
日本の状態と中国の状態を
ごっちゃにするわけにはいかないと思います。

例えば60才のおじいさんが体操をしているのと、
16歳の子供が体操をしているのと、
あなたは同じように見えるかもしれませんけど、
私には全然別に見えます。
片一方は、
貯まったお金を日本国内で投資ができなくなってくるから
アメリカの真似をして外国へお金を持っていって、
お金の儲かる方法はないかと考えているのが、いまの日本の経済です。
中国の経済は年の若いのが
体力が溢れて持て余している分を
どうしたらよそに持っていって発散できるか考えているところです。
同じお金でも60才のジイさんの手にあるのと、
16歳の子供の手にあるのでは同じものと考えないで下さい。


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2007年7月30日(月)

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