中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1908回
■losheさんからのQ(質問):乖離の感覚

Q先生、こんにちは。
朝夕、ようやく過ごし易い気候になったようですね。

株のことで教えてください。
サブプライム発生当初は本当に大揺れした市場も、
ようやくそれはアメリカ国内の問題で
実需とは懸け離れた問題と認識したと・・
この数週の中国株の値動きで感じています。
(本当かどうかは分かりませんが・・)

私は残念ながら、
この下げ相場で買いを入れることが出来ませんでした。
経験不足は当然ですが、なんとも歯がゆい思いでなりません。
私は相場動向には背を向けて
淡々と投資を続けてスタイルを続けたいと思うのですが・・
どうもまだ、気持ちに負けている状態
("損をすることの怖さ")のようです。
仕事では1000円単位まで見積にはこだわりますが、
株の世界では***万単位ですので
感覚が麻痺しているかもしれませんが、
その分恐怖感も倍化するようです。
こういった乖離の感覚にアドバイス頂ければ幸いです。


■QさんからのA(答え)

私の部下や付き合いの範囲でも、
株に向いた人と向いていない人があります。
また株に関心を持っている人と、
全く関心を持っていない人がいます。
関心を持ってない人、向いてない人でも、
別に生活に困るわけではございません。
ですから株をやらなくてはいけない理由は、
何もないと思います。

あなたの怖がり方を文章で読む限りでは、
とても株には向いている人とは思えません。
株をやる人は、考える前に証券会社に電話をかけております。
あなたは電話をかけるどころか、
世の中の動きを見ていて、
段々自分が縮まっていくような姿勢で対応しているわけですから、
株とは縁が無い方が長生きできるんじゃないでしょうか。

世間の人がどんなことに関心を持つかということと
全く無頓着に生きても差し支えないと思います。
株に関わらない方が身のためですね。


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2007年11月21日(水)

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