第2066回
■チャントさんからのＱ（質問）：肯定できません

日頃から先生のご健康を心配しながら
このサイトを閲覧させていただいております。

今回の中国株の昨年からの下落相場をみるにつけ
金融資産を常に株式市場で保有しておくことが、
資産を殖やすための最善策ではないことが
あらためて確認することができると思います。
株価と為替と金利との推移を
グローバルに捉える機会にもなったとも考えられます。
とはいえ私の資産運用が成功しているわけではなく
失敗と反省ばかりではあります。
先生は大局観を捉えたお考えをなさっているような
文面があるのですが、
必ずしも株価と為替と金利の大変動を
捉えてはおられないと思います。
つまり買い持ち一辺倒のようにお見受けいたします。
大資産家であればそのような運用でも構わないですが、
零細資産を運用する者としましては
全面的に肯定するわけにはいきません。

円高に推移している局面でも
香港ドルや米ドル建て資産を持ち続ければよいのではないか
との過去の見解でもありました。
大局観な見方で良識ある運用を推奨なさるのであれば、
もっと実際の相場変動に踏み込んだ見解を期待します。
先生とはいえ人間の行うことですから
当たることは期待しませんが、
そのような見方をはっきり明示していただけないものでしょうか。

■ＱさんからのＡ（答え）

あなたは株をたくさんやってお金を儲けた人の考え方と
あなたのように少しの金でやる人は違う考え方をしていると
はじめから決めてかかっておりますけど、
そんなことはないんじゃないでしょうか。

上手にやった人が大金持ちになるんであって、
あなたがいま考えていることは
あなたがまだそのスケールになっていないというだけのことです。
下手な人が上手くやっている人のことを批判するのは
おかしいんじゃないでしょうか。
先ずいまの100倍くらい儲けてから、もう一ぺん質問して下さい。
きっと質問の仕方が違ってくると思います。