中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2234回
前ケンさんからのQ(質問):増刷と借金

邱大人いつも楽しい話をありがとうございます。

邱大人は「マネーゲーム敗れたり」のなかで
「結局、日銀券を百兆円ほど増刷することになる。
そうやって新しく創り出された信用が
預金者を保護することになれば、
銀行の経営陣が責任をとらされるのは避けられないとしても、
不良債権は時間をかけて償却されることになって、
金融界は一応正常に運営されるところまで戻れるだろう」
とおっしゃっておられました。

そしていま日本は
「毎年の財政収支だって1年に80兆円お金がかかるというのに
50兆円しか歳入がないのです。
年に4割近くも借金で国の運営をしている」そうですね。

この2つはうまくつながるものなのでしょうか?
たとえば30兆円の借金を4年で120兆円。
100兆円を増刷するのと同じ効果をだせるのでしょうか。
それとも日銀券を百兆円ほど増刷することと
国が借金を百兆円ほどすることは
まったく別のできごとなのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

かつて日本のバブルがはじけた時に私は、
今のアメリカが
サブプライム・ローンの失敗に対してやっているような
素早い対応をすればいいと思いましたけど、
日本はそうしなかったので回復に大体15〜6年かかりました。
私は10年前に、
アメリカにもそうする時が必らず来ると予言したんですけど、
それが今現に起っています。

しかし国がドルを印刷しまくって急場を救っても
また同じことをくりかえせば、また同じことが起ります。
付加価値を生み出して生活する代わりに、
お札を印刷して生活すれば、
また難しいことが続くに決まっています。


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2008年10月12日(日)

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