■QさんからのA(答え)
これも段ボールの会社の話ですけど、
何しろ高値の20分の1まで叩き売られましたので、
自分の持株を見て、何でこんなに高いところで買ったのかと、
恐らくびっくりしておられると思いますけども、
そんな思いをするのは
何もあなただけのことではありません。
株は売らない限りは損をしたことにはなりません。
質問者を見ていると、皆ソンソンと言っておりますけど、
売らないうちはソンではないんです。
ただどの程度ガマンできるかということですから、
もうしばらくガマンして下さい。
段ボールを使っている会社が
今さら段ボール箱の代わりに板箱を使うわけもありませんから、
段ボールメーカーは斜陽産業の中には入りません。
日本でもレンゴーとか、王子製紙が同じ仕事をやっています。
日本の場合は銀行がしっかり面倒を見ますので、
経営者はさほど心配する必要はないんですけども、
中国の場合はその辺が難しいところです。
でも過ぎてしまえば
「あの時買っておけば良かった」というようなことが、
この株だけでなく、
いま売り込まれている多くの中国株でこれから起ることです。
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