中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2291回
HMさんからのQ(質問):中国でスポーツ関連事業

はじめまして、先生
私は現在2年ほど北京で生活しています。
北京はオリンピックもあったということで、
フィットネスジムや室内プールもたくさんあります。
また、朝、ランニングしていると空気が汚いにも関わらず、
多くの中国の方も散歩や体操、太極拳、卓球、テニスなど
気軽にできるスポーツをしています。
また、最近、子供をスイミングスクールに通わせたり、
個人レッスンを受けさせる親が多く、その光景を目にしますが、
指導員の指導はむちゃくちゃですね。
指導員は水に入らず、
プールサイドから自分の経験からの泳ぎを見せて、
浮き輪をつけて子供をむりやり泳がせて教えています。
なかには、捧を持って、
悪いフォームをつついたりして見るのも耐えないです。

こういうような、一般の方にスポーツを指導する人を育てる仕事や、
水泳が短期間にだれでも上手になれる指導法などの
コンテンツを中国に持ってくるのは有望でしょうか?
また指導する人は、過去、アスリートであったり、
体育大の卒業生だとおもいますが、
どういう機関とコミュニケーションとればいいのかわからないので、
調べていますがご存知であれば教えてください。


■QさんからのA(答え)

今あなたが考えていることは、起業家の発想ではないと思います。
国によってはその時代によって、
我々から見たら何だと思うような、遅れたところがありますけど、
それは時間が経てば自然に直るものです。
またそういうのを見てそれを貶すよりも、
どうしたらもっと良くなるかを考えて、
もしそれを事業にしようと思えば、採算を考える必要もあるし、
社会が受け入れてくれるためにはどうしたらいいか
考える必要もあります。

こういうことは実際の現場に触れないと出来ないことです。
あなたのように遠くから観察していても、
具体化しません。
仕事は先ずやって見て、
一つ一つなおして出来て行くものなのです。


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2008年12月8日(月)

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