中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2295回
高卒22歳ですさんからのQ(質問):日本の不動産の今後

先生はじめまして、
学もない若輩者ですがご指導の程よろしくお願いします。

世界的な金融収縮に見舞われ、
麻生さんによる景気対策が発表されました。
先生は今後の日本の不動産投資はどうなっていくと思われますか?
見当違いかもしれませんが、私なりに仮説を立ててみました。
日本国債が外国人投資家に過去最高の60兆買われ、
サブプライムローン破綻し、
日本の建設業、新興不動産デベロッパーが相次ぐ倒産。
多くの不動産が不良債権化世界第4位の証券会社が破綻。
低金利の円で借りて他国で利回りを得ていたお金が一気に逆流。
記録的な円高、これにより日本国債に投資していた外国人投資家は
数10兆円という益。
民事再生法の名の下に不良債権化した物件が銀行主導の下、
外国人投資家に現金化された円で買われる。
景気対策と称して、住宅ローンの控除を600万まで引き上げる。
また3年後に消費税をあげるといい購買力を高め、
日本の不動産の価格をあげる。上った所を高値で売り抜ける。

私のつたない仮説では日本の不動産はまた上ると思うのですが。
いかがでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。


■QさんからのA(答え)

あなたが色々書きたてたことは、
不動産が上がるか上がらないかということと、
あまり関係ありません。
それに上がったからと言って、
あなたにとって何の役に立つんでしょうか。
あなたが自分の投資をするためであれば、
不動産が上がるか下がるかは関係がないんです。
あなたの持っているお金と、
あなたが買いたいところはどうなっているかということであって、
世界の不動産が上がっても、
あなたが買ったのが下がる場合だってあるんです。

ですからあまり色んなことに気を取られないで、
自分がやりたいことをよく研究した方がいいと思います。
自分の精神を集中する方法から勉強を始めてください。


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2008年12月12日(金)

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