中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2365回
上海大好き男さんからのQ(質問):差別や偏見への対処方法

はじめまして、身の上相談ですがよろしくお願いします。

私は30歳過ぎまで工場労働者、バーテン、水商売など、
いわゆるブルーカラーの仕事をしてきました。
傷害事件という間違いを起こして
堀の中で過ごしたこともあります。

しかしこのままではいけないと思って
働きながら夜間大学を卒業し、去年41歳で司法試験に合格し、
今年から弁護士になる予定です。

しかし、私の過去の過ちをまだ非難している方も多く、
なんのために努力したんだろうと悲しくなります。
一種の偏見かなとも感じてます。
そこで、差別とか偏見とかの対処方法を、
もし宜しければアドバイスお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

「罪は一瞬、涙は一生」という言葉もあるように、
一ぺん何か社会的なルールに逆らうことをやりますと、
のちのちまで祟るんです。

それを避けて通りたいのであれば、
世間的にあまり名前が突出するような事業は
避けて通った方がいいと思います。
レ・ミゼラブルのストーリーにもあるように
出る杭は打たれますから、
派手な仕事は避けるべきだと思います。
弁護士をやるにしても隅っこでやるのなら誰も気がつきませんけど、
有名な弁護士ということになれば、
必らず足を引っ張られるに決まっています。
私ならそういう職業は選びません。


←前回記事へ

2009年2月20日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ