中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2542回
■ミコさんからのQ(質問):勇んで手術を行いますか?

私は先生の大のファンで、殆どの諸書も読ませて頂きました。

私は60になります。
48の時心臓弁膜症で金属弁置換手術をして
元気に今に至っていますが、
今回又ほかの弁に逆流を起こし
近い将来再手術となるかもしれません。

そこでお尋ねしたいのですが、先生も糖尿病がありながら
ここまでお元気で来られました。
察しますに、一流の聡明な先見の明で、
病気を観じ対処作を講じて今までお元気なのだと思います。
自分も今まで
「戦略上眇視敵人、政策上重視敵人」をモットーにしてきましたが、
ここへ来て手術をする心の準備をして置くべきか、
今までの強い心が揺らいでおります。
医学も進歩して、大手術には違いありませんが、
成功率は95%ととても高く、心配はないと思いますが、
この年で、と思うとあの辛い手術を再度行う事に躊躇があります。

先生がこういう立場にありましたら、勇んで手術を行いますか?
ご高齢になられても
こんなにお元気でいられる秘訣をお聞かせ願えますか。


■QさんからのA(答え)

人生というのは生きている時間のことですから、
人によってもちろん違うし
またどう生きるかについても、
結局自分で決めるよりほかないことだと思います。
ましてや手術をするとかいうことなら
自分の家族とも関係がありますから、
もっと生きておらなきゃいけないと考える場合もあれば、
もういいんだという場合も当然あるわけです。

私がその場合にどうするかと聞かれても
あなたの役には立たないと思います。
人によって生きたいという人もいれば
死にたいという人もあるわけですから、
最終的にはご自分がどう考えるかによって決めて下さい。


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2009年8月16日(日)

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