中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2947
■真真さんからのQ(質問):中国への業務委託

Q先生、いつもお世話になっております。

私は現在、中国にある外資系大手BPO
(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の会社で
アドバイザーをさせて頂いております。
ずっと昔は正社員さんがしていた経理関係等のデータ入力を
最近は派遣契約社員さんが行い、
そして今は徐々に中国の企業に業務移管されているようです。
このBPOですが、中国政府も
経済面や制度面で優遇政策を取っているようです(補助金等)。
これまでの中国は「世界の工場」。
しかし、これからは内需も拡大しつつ、
「世界のサービスセンター」も担おうとしているのでしょうか。
勤務する企業のスタッフさんとの話の中で
「BPOは退屈ですが、儲かります。」
という話が出たことがあります。
中国のこの動き、Q先生は如何ご覧になりますか。
今は外資が市場シェアの殆どを占めていますが、
中国内資企業もいずれ台頭して来る日が来るでしょうか。
益々日本での仕事がなくなって行くだろうな、とつくづく感じます。
長々とお書きし、申し訳ありませんでした。
本質問をご覧頂いた皆様にも感謝致します。
みなさん、株価が戻り、倍になるまで一緒にひたすら待ちましょう!


■QさんからのA(答え)

ビジネス・プロセス・アウトソーシングとおっしゃっていますが、
どんな商売か私にはさっぱりわかりません。
あなた自身、アドバイザーなんていう言葉を使っていますけど、
アドバイザーが出来るくらいだったら
人に聞く必要はないんじゃないでしょうか。

そんなに簡単に世渡りができると思わないで下さい。
ましてや、中国のような競争の激しい難しい所へ行って、
中国人だけでなく他所の国の人とも競争するというのは
そう簡単ではありません。
もちろん、ご自身でお金が儲かると思えば、
それをやればよろしいんですけど、
私はアドバイザーに属する仕事は一さいごめんです。
お金儲けの上手い人というのは、
お金の儲かる仕事を見つけることの上手い人
ということなんです。
ですから、先ず自分がうまくお金の儲かる仕事を
生命がけで探して下さい。





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2010年9月25日(土)

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