第3046回
■よしおさんからのＱ（質問）：安定性重視でいきたい

後期高齢者です。
持ち家で妻との二人暮し。
年間500万円ほど生活費がかかります。
二人の死期がわかっていれば、
資産を全部くいつぶしてあの世に逝くのですが、女性は長寿。
年金が300万〔私が死ねば半分か？〕ほど入るので、
毎年、利息収入が200万ほど入るようにしておけばと思います。
年齢が年齢ですので、成長性よりも安定性重視です。

4000万円ほどで、ハンセン銀行、華能国際電力、
上置集団か人和商業、アモイ国際港務か大連港と
配当金が高いものを選び、分散投資しようかと思います。
利回りがよいということはそれだけボロ株の可能性があり、
この銘柄で不適当なものはありませんか。
またよい銘柄がありましたらご推薦ください。

■ＱさんからのＡ（答え）

年配になれば
生きている間お金に困らないようにという
配慮をする必要があります。

その点ではまあご心配のない方じゃないかと思いますけども、
老後の対策として株をやるのは
かなり株に慣れておれば大丈夫ですけども、
被害を蒙ることもあり得ます。
株はご自分で選べば間違っても自分のせいですから
ほかに持っていくことは出来ませんけど、
私があなたの持っている株についてどう思うかときかれれば、
私が持っている株は一つもありません。
ご自分でそれでもいいと思っておれば別に構わないんです。
でも利回りが高いというのは目先の利回りのことで、
長期に渡って成長して
株がドンドンふえて配当金がふえるのに比べれば、
そんなに有利な投資とは言えないと思います。
その辺はご自分でよく研究して下さい。